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18日の 「 土と平和の祭典 」 

最高の宴でした。

早朝から設営に関わり、

酒と太陽を浴び、

仲間達と再会・笑談し、

大地の恵みを頬張り、

すべてに感謝し、

この素敵なイベントに集まってくる人たちの多さに感銘を受け、

社会が変わってきていることを実感する。

おそらく4~5万人の来場者だったでしょう。

(去年、3.5万人)

なのに、人でゴミゴミせず、

芝生でノンビリできる自由さ!

おそらく私の知る限り、

メッセージと社会を変える力を持ったイベントで、

これ以上のものを他では見つけることができません。

今年で3回目、本当に素晴らしいイベントです。

各種のイベント報告が

たくさんの素敵な写真とともに速報で出ていますので、

ご覧下さい。

・ 暮らしのたねまきプロジェクト

(私のトーク写真も写ってました、嬉しい)

http://kuratane9.blog88.fc2.com/blog-entry-9.html

・ グリーンズ

http://greenz.jp/2009/10/18/tsuchitoheiwa2009repor/

・ ミツバチ@スタッフブログ

http://888earth.net/staffblog/2009/10/2009.html#more

私も10分強ですが、お話する機会を頂き、

下記のようなトークをしました。

簡単なレジュメを作っていたので、

下記に転載しますね。

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土からはじまる平和 12:30~13:45

【 半農半Xの種を播く 

    ~ ロストジェネレーションがつくる農的未来 】

テーマ)ロスジェネ(団塊Jr.)が次の社会の基準をつくる


高坂 出番 12:30から10分ほど

――― 用語・時代背景 ―――


「 団塊世代 」
1947~1949年生まれ 800万人

「 団塊ジュニア 」 
1970~1974年生まれ 960万人
就職氷河期 貧乏くじ世代

「 ロストジェネレーション=失われた10年 」
1993年~2004年くらいまでの間の
バブル崩壊後の不況

現在、労働人口の3分の1が非正規雇用

――― 高坂勝 史 ―――


1970年生まれ。
学歴社会 ⇒ 一部上場企業就職
30歳で脱サラ
34歳で「たまにはTSUKIでも眺めましょ」開店

収入半減したが好きなことして幸せな暮らし
2009年から千葉の匝瑳市で田んぼ

――― たまTSUKIでのミッション ―――

大企業依存・大資本依存生活から、

自然界に準じた幸せな仕事や生き方に、
お客様をリクルートすること


――― 来店されるお客様の悩みから・・・ ―――


大企業依存、競争で疲れている。
自分の仕事が本当は誰かを傷つけているかもという罪悪感。

自然を壊しているという罪悪感。
直感的に、今の経済がオカシイとわかっている。
直接、人の役に立つ、社会に役に立つ仕事に憧れる。
「ありがとう」と感謝される仕事に憧れる。

社会問題に興味を持っているがどうしていいかわからない。
「自分探し」で苦しんでいる。

当店に来てくれるお客さんの多くが、
そうした今の仕事の悩みを語り、
夢を語り、もしくは、夢を探し、

・・・・時を経て脱サラし、
夢を追い始める。


なぜ、悩むのか?
その後、進む道はどこなのか?

そこに 「 農 」 が大きくコミットしてくる。 ( 「半農半X」 )



今の経済からドロップアウトした人が、
新しくてシンプルで程よい小ささの働き方を創り、
収入が減っても ( 「ダウンシフターズ」 )

幸せな生き方を背中で見せて、
社会を変えて未来を創ってゆく。


――― 半農半X : 高坂の田んぼから考える ―――


基本的にかみさんと二人で作業
農法:冬期湛水・不耕起(冬水田んぼ)
年間田んぼ労働総日数:20日
3畝(100坪:330㎡)で150キロ(二俵半) 

      : 年、約2.5人分の米消費量を収穫

( 参考:日本人一人当たりの年間の米消費量 : 59キロ )

一回当たりの草取り所要時間:二人で二時間



日本の農地に目を向けると・・・

埼玉県の面積3797平方キロメートルが遊休農地

                      : 国土の1%の相当分

(一説には、岐阜県の面積:約10,000平方キロメートルの休耕田)


仮に高坂のように
二人で3畝の田んぼで米作りをするなら、

現在の日本の遊休農地(埼玉県面積)は、

2300万人が米を作り、自給できる広さに匹敵!


日本人の総労働者数:約6000万人


三分の一が非正規雇用


約2000万人


仮に、

非正規雇用の方々がおのおの、

年間20日間かけて自給的な米を収穫しても、

余るほどの農地がある。


よって、
今の経済システムからドロップアウトした人が、
半自給しながら
好きなことを仕事にして
その仕事は程よい小ささで地域に根ざしていけば、
ローカリゼーション的な未来社会は可能。

社会を変えてゆける可能性は大きい。


なにより、農的ライフは、楽しくてたまらない。

農的スピリッツは好きな仕事 ( 「X」 ) にも大きく貢献。
自分自給力向上で未来への不安はなくなり、「 自分探し 」 は終る。


1人1人が小さく未来社会を変えてゆく(^^)


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こんな社会は NO だ!叫び

こんな社会には 農 だ!合格


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